剣盾S24シングル最終727位【ジョウト統一~鳳凰月光編~】
こんにちは。9時です。S24お疲れ様でした。
S24にて自身初の最終3桁を達成することができたので記念に記事を書かせていただきます。
育成や対戦は剣盾から初めて、上位(自分の中では最終3桁以内)を目指し始めたのはS21からだったので、今回の結果は嬉しいです!
3桁の中では決して高い方ではないですが、自分が書きたかったので書きます。あまり参考にはならないかもしれませんがよろしくお願い致します。
【構築経緯】
今期も自分が1番好きなを使用したくて、その場の思いつきでジョウト統一を組むことにした。(金銀で初登場したポケモンだけで、リージョンフォームは禁止といった感じのルール)
ジョウトのポケモンには受け性能の高いポケモンが多く、その個性を活かすために初めは受けループを組んで対戦していた。しかし、全員受けにするのではなく、受けの中に高火力を押しつけることが出来るポケモンを忍び込ませた方が強いと思い、受けっぽく見える初手ダイマ構築を使う事にした。
構築を組むに当たって、相棒枠であり、環境に一定数いる黒バドレックス、イベルタル、日食ネクロズマにある程度強く出れるHDは確定。
今期ルール1番の目玉である禁止伝説枠に、受けっぽく見せることができるアタッカーとしてを採用。
第2世代出身ポケモンの中で唯一両方のウーラオスを止めることができ、ホウオウが苦手とする岩タイプやステロ撒きに圧を掛けることが出来るを採用。
そこからランドロス等の地面タイプやホウオウが苦手とするバンギラス等を受ける事ができる、相手のザシアン受け兼電気の一貫切りで、カイオーガを始めとするあらゆる特殊技を受けることが出来るを採用して構築が完成した。
【コンセプト】
・の超火力を押しつける
・数的有利を取って受けポケモン達に繋いだり、再生力で回復したで相手を貫く
【個体解説】
①ブラッキー
ブラッキー@たべのこし(せいしんりょく・しんちょう)
202(252)-85( )-131(4)-×( )-200(252)-85( )
イカサマ/あくび/ねがいごと/まもる
ぽけっとふぁんくしょん!
HB-A252振りの物理メテオドライブを残飯込み2耐え
HD-珠のダイサンダーを残飯込み2耐え
珠のダイジェットを残飯込み2耐え
ずっと一番上にいる相棒枠。基本的に入りの構築に選出する。無理矢理だが欠伸を絡めて相手のを流す性能もある。ただ、黒バドレックス以外には ”必ず” 勝てる訳ではないので注意。
イカサマでダイマした黒バドレックスを倒せるのが偉く、黒バドレックス軸相手にはこのポケモンがいるだけで有利に試合展開が進んでいく事が多い。
また、願い事を使用することで相手のに後投げする自分のや、削れてしまった裏のポケモンを回復出来るのも偉い。初めは月の光で回復していたが、願い事に変えたお陰で、ウーラオス相手に安心してマリルリに下げることが出来る。
正直、だけを受けるならHDを採用した方が安定する。しかし、相棒枠を外したくなかったのと、バンギラスでは受けることができないを相手にできる点は評価されるべきだと思う。
このブラッキー、実は配布個体なのでニックネームを変更することが出来ない。今更になって自己産の色個体を使えば良かったと後悔している。
役割対称:など
②ホウオウ
C-大文字でH252振りを確定1発
ダイアースでH252振りを乱数1発(31.2%)
D-余り
S-特化
本構築の禁止伝説枠。自己再生が無くても特性再生力で体力管理出来る点と、特殊型は読まれない点を評価して採用した。火力を出したかったので性格は控え目。
初めは厚底ブーツを持ったHBで使用していたが、使ってみてそこまで強くなかったのと、相手の物理受け(特に)がキツかったので特殊ダイマアタッカーに変更した。ASで使用する事も考えたが、ホウオウを出すとを始めとした物理受けで簡単に受けられてしまうので、相手の意表を突けそうな特殊型にした。
並び的に受け構築だと勘違いしてくれるので、初手ダイマが刺さる。特に水タイプやホウオウに打点の無い地面タイプが突っ込んできてくれるので簡単に数的有利を取ることが出来る。
特殊型にした弊害は相手の辺りの特殊受けが重くなる程度であるが、そもそも相手が受け構築で無い限りは選出されなかったのでさえどうにか出来れば問題なかった。
余談だが、ジョウトの禁止伝説は他にがいる。なぜルギアを選ばなかったのかというと、ホウオウは色違いを持っていて、ルギアは色違いを持っていないからである。決してルギアが弱い訳では無い。自分は瞑想を積む間に急所で倒されるのが嫌なタイプなのでホウオウの方が扱いやすい気がしたが、正解だった。
役割対称:など
③マリルリ
④エアームド
エアームド@オボンのみ(がんじょう・わんぱく)
172(252)-100( )-209(236)-×( )-90( )-93(20)
ドリルくちばし/ボディプレス/てっぺき/はねやすめ
ぽけっとふぁんくしょん!
HB-なるべく高く
S-無振り+3
準速抜き
受け構築でよく見かける物理受けエアームド。一応ワイボの無いも受けることが出来るのでヌオーを出したくない時に選出した試合が何度かあった。
剣舞に後出しからでも勝てるようにオボンのみを持たせた。混乱実でも良いかもと思って数回使用してみたがそもそも混乱実が発動しなかったのでよく分からない。オボンの方が発動しやすいし、ありがたみを感じやすい気がする。
ボディプレ鉄壁羽までは確定で、ラスト1枠をドリルくちばしとステロで一生迷っていた。しかし、ステロだとゴーストタイプ(主に)に何も出来ないのが嫌だったのでドリルくちばしにした。正直ステロが欲しい試合がたくさんあったのでステロの方が良さそうではあるが、ステロにした途端急にと当たるので怖くて変えなかった。
役割対称:など
⑤ヌオー
HB-特化のじゃれつく確定3発
A-余り
相手のに後投げしてゴツメを触らせるポケモン。電気の一貫切りも兼ねてはいるが、ほぼほぼ専用の受けポケモン。完全にゴツメが本体。
ヌオー対策に入りがちな草ポケモン(主に)は基本的にで対応出来ているのでそこまで問題ではない。ザシアン側はヌオー相手に突っ張ってくることは少ないので体力に余裕があるときは毒毒を押して圧を掛ける。
攻撃技は地震か熱湯で迷ったが、電気タイプに僅かでも打点を持てる地震にした。
また、カウンターがあるおかげで相手の物理ダイマアタッカーを葬り去ることも出来て優秀な場面もある。たまにをカウンターで処理することがあるが、ほぼ用。ゼクロムの攻撃を耐えて返せるかどうかの運ゲです。
あと、さりげなく受けも出来る。この時だけはゴツメが本体ではなくなります。蛇睨みの麻痺を乗り越えましょう。結局運ゲです。
実は対策をするために何度か貯水で使用していた時期がある。しかし、何故だか分からないがウオノラゴンを選出されなかったので思い切って天然にした。自分が相手だったら絶対ウオノラゴンを選出するのに何故だろうと今期ずっと疑問に思っていた。
役割対称:など
⑥ハピナス
ハピナス@ばんのうがさ(しぜんかいふく・おだやか)
362(252)-×( )-30( )-96(4)-205(252)-75( )
トライアタック/めいそう/みがわり/タマゴうみ
ぽけっとふぁんくしょん!HD-特化眼鏡の潮吹きを確定3発
特化の+2ムーンフォースを確定3発
汎用性の高い特殊受け。万能傘を持たせる事で雨下のを受けきれるが、最終日付近一度もカイオーガ軸と当たらなかった。運が良いのか悪いのか……
このポケモンは物理耐久が低すぎるので、物理技やサイコショックを打たれたら何も出来ずに倒れていくが、一応身代わり瞑想を絡めることでを誤魔化すことが出来る。そもそもゼルネアスと当たらなかったが、このポケモンを外したらカイオーガにもゼルネアスにも勝てなくなるので最後まで外せなかった。ゼルネアスに気合い玉を打たれたら終わりですが……
特殊技しか受けることが出来ないので、相手のビックリ物理技に注意して使用していく必要があるので、常に怯えながら戦っていた。
最終日前日に後出しされたヒードランにトライアタックを打ったら氷を引き、ヒードランを倒すまで溶けなかった。あの時は流石に申し訳ない気持ちになった。
役割対称:など
【立ち回り】
でダイマックスして数的有利を取り、裏の受けポケモン達を絡めて勝つ。
また、相手の構築にがいた場合は余程のことが無い限りを初手に選出していた。出さないと滅茶苦茶キツい試合展開になる。ウーラオス強すぎ。
基本的には下記の通りに選出し、残りの枠は基本選出では重いポケモンに勝てるポケモンを選出する。たまにホウオウを選出しない試合があったが、その際はなるべくマリルリを選出しないと受けループが始まります。崩されたら終わりです。
vs軸
→@1
ザシアンが初手に来なければホウオウで初手ダイマして暴れる。時と場合によってはを選出しないことも大事。その場合はホウオウの体力管理に気をつけましょう。特化+1巨獣斬は乱数2発なので後出しは厳しいです。
vs軸
→@1
ブラッキーの体力管理に気をつけます。初手に黒バドレックスが来た場合、身代わりを貼られる可能性があるので安易にダイマしない。その際、相手にステロを撒かれないように立ち回る。撒かれたらホウオウの体力が出す度に半分削られます。たとえ不死鳥だとしても倒れます。
vs軸
→@1
ホウオウで初手ダイマして暴れます。自分は当たっていませんが、受け構築と当たる可能性もあるので誰を受け出されるかある程度読まないとあっという間にダイマターンが終わってしまうので注意。基本的には有利のはずです。違ったらごめんなさい。
vs軸
→@1
初手にが来る場合が多いのでその際はホウオウでダイアースや、ダイマせずに大地の力を打って受からない事を教えてあげます。はブラッキーで誤魔化しながら戦っていました。挑発持ちの場合でも意外と何とかなります。結構キツいですが。
vs軸
→@1
基本的に初手orが多いのでその際はに引きます。スカーフ潮吹きはをダイマさせれば耐えますが、珠ダメで落ちるので居座らない方がいいです。何なら初手カイオーガ読みでハピナスを投げても良いです。ステロを撒かれないように気をつけながらホウオウでダイマして数的有利を取りましょう。
vs軸
→@1(が物理っぽかったら、特殊っぽかったらもあり)
相手は初手にを投げてくる場合が多いです。耐久振りであればダイソウゲンで落ちないので、ギガドレインを打つのが良いと思います。眼鏡トリック型なら美味しいです。
また、ネクロズマが弱点保険の場合があり、まだ竜舞を積んでいないのにブラッキーでイカサマを打つと弱保発動での3タテ劇場が始まります。そこだけ気をつけてください。
vs軸
→@1
基本的に不利です。が気合い玉と10万ボルトを覚えていたらホウオウもハピナスも突破されて負けです。逆に覚えていなかったらハピナスで無限瞑想編に突入します。ゼルネアスさえ突破してしまえばホウオウが暴れ放題です。好きなだけ暴れましょう。
【キツかったポケモン】
①ゼクロム
ゼクロム側が舐めて竜舞してきた所にホウオウのダイアースでワンパンするか、ヌオーのカウンターで倒すしかないです。基本的に勝てないです。
基本的に竜舞を積まれる前に倒せなかったら終わりだと思った方がいいです。
②ウオノラゴン
マリルリ以外誰もエラがみを耐えません。体力のあるマリルリでじゃれつくを当てなければ無理です。何故選出されなかったのか今でも謎です。ちなみに鉢巻であればホウオウのダイジェットで上からワンパンできますが、スカーフだった場合はホウオウが上取られているし、ダイマしても耐えません。
一応ジョウトのポケモンだと貯水持ち()やアッキのみを持ったで対策は出来ますが、構築に入れる枠が無いです。選出画面にいたら負けを覚悟していました。
③ガマゲロゲ
物理型も特殊型もいるのやめてほしいです。一応ホウオウが草技を持っているので打点はあるが、雨を降らされたら雨ターンが切れるまで耐えるしかないです。雨が終わればホウオウで倒せるけどキツいことには変わらなかったです。なるべく雨を降らされる前に倒したいです。
④グラードン
どうやって倒せば良いのか最後まで分かりませんでした。みんなどうやって倒しているのか教えて欲しいです。
【レンタルパ】
【最後に】
今期はBDSPが発売したシーズンとのこともあり、かなりのデフレシーズンだったと思います。自分も今月はBDSPをやるつもりだったのでモチベーションが無かったのですが、BDSP発売して1週間後くらいにリア友と剣盾でフレ戦してモチベを取り戻したのでガラルに帰ってきて最終日まで戦えました。
来期は年末年始なので上位を目指して戦えるか分かりませんが、時間とモチベがあれば上位目指して頑張りたいです。
今期はデフレしており、レートだけ見ればよく3桁入れたなと疑うレベルなので、次はデフレしていないシーズンでも勝てる構築を作ります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
Twitter→@musicgame99(何か質問等あればこちらまで)